島とバイクとカフェ

”そんなにお客さん、こんヤロ”

ナメて掛かった3連休、最終日にはヤマダのキャパシティを超えていた…疲労困憊で店を締めてケータイを確認すると石橋コーチから14キロランの殺人司令。 泣く泣く着替えてヨチヨチと走り出した。
2012年の12月頃にオドオド、コソコソと開店したチルコロももう8年目を迎える。

今もその挙動不審な経営スタイルで、お客さま異口同音に”まだ続いてたの〜⁈”と驚愕と広い愛をもって来店される。そんなヤマダも今年から心を少し、入れ換え、WEBを一新しブログも新規サイトに移行。ジョグペースで走ると色々なコトを考える。 開店当初、ヤマダはどういった店にしたかったのか、を思い返した。

バイクカフェへの憧れ

恥ずかしながらエエ歳したおっさんが開店当初パリのカフェやイタリアのカフェも夢見ていたのは事実。全く中二の夢想だが40超えたおっさんのソレはただただ痛々しい。 まぁソレでも広い世の中ニッチでも受け入れてくれるマーケットはあるヤロと当初店のモチーフを考えていた。
リアル店舗で最も影響を受けたのは独身時に散々お世話になった奈良・学園前コナミの前にあった”PADDOCK”。現在は場所を移して営業されているがコナミでスイム練習後、家にも戻らず濡れた頭で本当に入り浸っていた。

メルボルンで留学していた時のビーチ沿い、ロード乗りの集合場所として人気だったRace Cafeや英国でオートバイカフェとしてその王座に君臨するAce Cafeにも憧れた。こういったオートバイ、車好きの大人の社交場が日常にある社会、文化はまだまだ日本は難しいンか…

淡路島に念願のバイクカフェをオープン

キリン・モヒ氏

店のイメージとしては映画に登場するダイナーや漫画にも影響受けた(中二、再び…)映画 ”バグダット・カフェ”やタランティーノのPlanet Terrorのバーベキュー屋オヤジ、JTにもかなり感化された。
しかしBikers Cafeとしてはオートバイ漫画、巨匠・東本昌平氏の”キリン”、ランブルの店長、モヒ。彼の立ち位置、客との距離感、支柱となるオートバイへの考え。一言一句、全て影響を受けた。リアルな商売・社会人としてはかなりイタイおっさんに間違いない。 で、そんな重度の中二病患者に付き合わされるヨメ様にも大変申し訳無いデス…

2012年末にロードバイクカフェをオープン

まぁソレでも、これからも、ロードバイク乗りたちの想いを受け止める場所として続けて行こうと思う。ネェちゃんにはウケへんやろうが…