西内ヘッドコーチ率いるNSIトライアスロン教室が1月中の特別講習を案内されたのでヨメさまの待つ(待っててくれるよね?)堺のマンションに帰宅をかねて光明池教室に参加した。

1. 現況を知る(’19 Ironman Malaysiaではどうだったのか)

スイム、Ironmanトライアスロンのスイムで講習を受けるのは8年ぶり。
Ironmanのキャリアはもう25年以上だからコレさえしとけば3.8km、1時間30分までにマトメると言う勘所は掴んでいる、つもり。
この2年ほどはバイクとランに練習を特化して特にバイクのベース構築に努力していた。
その結果、度重なる不運とポカミスで’19年のIronman Malaysiaは不甲斐ない結果で終わってしまった…。

IM Malaysia

スイムに関しては去年は大会直前の2ヶ月ほど前に週1回ほど、スイムミットをつけてゴリゴリ3km以上を一本泳ぐ、と言う筋トレ根性練で乗り切った。
結果Malaysiaは始めの1.8kmは47分、ラスト1.8kmが泳ぎ方を思い出して43分、合計1時間31分と年6回しか泳いでなかった割にはなんとかなった。
こうしてスイムはキャリアで誤魔化してたワケだが上述のNSI特別講習(各教室で1月中のレッスン3回がなんと1000円!)に冬場、チルコロが忙しくないので堺に帰省がてらに光明池教室でのレッスンに混ぜてもらった。

2. 改めてコーチを受けると言うコトとは

本当に久しぶりの講習でドギマギな上、高橋コーチの風貌が西内ヘッドに瓜二つなのも手伝ってまるでヘッドに指導されている様。
昭和型体育会系コーチ特有の熱量での指導ではなく、静かに淡々と指導される様はヘッドの指導が行き届いているからか。
正直、レギュラー生徒は指導が行き届いており”伸び代”と言う観点では我流で10年近くやってきたボクの方が多くて指導いただいた肩甲骨周りに劇的に効くストレッチや実践的ドリルに目から鱗を何枚も落とした。

特にボクは左オープンが苦手でほとんど右だけで泳ぐのでストロークが歪になっている。治せば良いのだが直す手段・方法がイマイチ掴みきれていなかった。
無理やり左で呼吸しても恐らくぎこちないのが助長されるか時間が非常にかかったであろう。
その改善手段・方法を一発で見極め、指導した高橋コーチ。 指導料1万円でも価値がある(とは思うが教室に来る途中スピード違反で罰金3.5万円払ったから…今度お店が黒字になったら返すワ💦)。

青キップに負けて貰いました…

今はネットを調べればスイム技術について色々な情報が容易に手に入る。
果たしてそれら情報の渦の中から現時点の自分の技量・目的にあった方法・指導を抽出することは可能なのであろうか? 
キャリアに目が曇りやりたい方法・都合の良い方法に傾いていないだろうか?
実際にコーチングを受ける、と言う方法は、勿論自身が知りたい、と言う強いキモチを持っているコトは大前提だが、それを見極めたコーチが的確に最短コースを導くコトなんだと改めて思い知った。 

昨日は前田コーチ

昨日は前田コーチ。 プールに浮かぶ顔が店に現れるいつもの顔なんでいい意味で緊張感はなかったが泳ぎはみんな真剣! 
仲間とする練習ってやっぱりエエなぁ、と田舎の弱小個人事業主はため息をつくのであった…

結論としてボクの様なベテランはそのキャリアがゆえに過去の事例ややり方に固執してしまい膠着した状況に陥っているコトが多いと思う。
新しい考えや思い切って外部指導を受けるのは自ら作ってしまっている壁を突破する起爆剤となる。 

それはトライアスロンのみならず事業経営にも、何事にも言えるンやろね…💦